TVでは、毎日のように健康番組をしていますが、身近で最も怖い病気といえば、やはりガンではないでしょうか?
人もペットも高齢になるとガンにかかりやすくなります。若い頃より、免疫細胞の働きが活発でなくなり、白血球が体内の有毒物質を攻撃してくれる回数も減ってくるためです。
獣医学や予防医学の発達により、病気の早期発見が可能になったり、動物用の良質なフードが開発されたり、ペットの長寿化はどんどん加速しています。
もちろん私達にとっては、愛するペットの長寿化は喜ばしいことですが、それに伴いガンを筆頭に、人間の成人病と言われる病気が増えて来たのも事実です。
私も過去に経験がありますが、当時、家族として暮らしていた猫が、元気がなくて心配になり、病院につれていったところ、いきなり末期がん宣告を受けました。
その時の衝撃と、その後の闘病生活、そして安楽死は、今、思い出してもつらすぎる体験です。
アメリカの調査報告によると、10歳以上の犬の死亡率の第1位はがんで、全体の約50%を占めるという報告もされています。約半分ががんで犬や猫達がなくなっているなんてビックリですね。ちなみに、がんの発症率は、猫は犬の半分以下だそうです。
がんになりやすいかどうかは、もちろん遺伝も関係しますが、私達が出来る範囲のペットの体調管理はしっかりしたいものですね。
・口臭が急に激変した。
・うんちの匂いが急に強くなった。
・お腹を触ると痛がったり、不自然な腫れは無いか。
などなど毎日のコミュニケーションの中で、よく観察してあげて下さい。
また、プロバイオティクスは、薬以外で唯一、がんに対する有用性が科学的に治験で証明されている対策法です。
がん細胞は毎日5,000個も発生すると言われていますが、プロバイオティクスにはがん細胞の増殖を抑えるナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを活性化することが明らかになっており、更に全身の免疫系に影響を与え、アレルギー反応や自己免疫疾患等を防ぐ働きがあることも確認されています。
日常的にプロバイオティクスを摂取する事によって、がんになる確率を減らす事ができるのは間違いありません。
毎日、できるだけ愛犬、愛猫にもプロバイティクスをあげて下さい。
ペット達のからだに悪い事は一つもありませんし、何よりがんになるリスクを減らすだけで、長生きしてくれるのですから!