犬の関節痛・ヘルニアなど、足腰の病気・原因・症状からおすすめの対処法まで～

お宅のワンちゃんネコちゃんは、今年で何歳になられますか？　我が家の愛犬は満13歳となり、白髪もかなり増え、立派なシニア犬になりました。その白髪もそれはそれでかわいいものなのですが。この子が椎間板ヘルニアで半身不随になってから、だいぶ年も経ち、日頃の生活の頼りは前足だけ。この前足が弱ってしまうと、他の子より寝たきりになる確率は高いため、かなり心配ではあります。

犬の関節痛の見分け方や症状

犬猫にとって足腰が丈夫である事は、私達が思っている以上にとても大切です。特に体重の思い大型犬が寝たきりになってしまうと、30kgや40kgもある大型犬を担いだりしなければなりませんから、とても飼い主様に負担がかかってしまいますから念入りにケアしてあげたいものです。

お宅のワンちゃんはおすわりや伏せがキレイにできますか？？私達の言葉を話せないワンちゃんにとっては、年齢に関わらずおすわりやふせがキレイにできるかどうかは、うんちの状態や毛並みを見るのと同じくらい大切です。

獣医さんによると、飼い主の皆さんに「おすわりや伏せがきちんとできますか？」お聞きすると、多くの方が「はい！大丈夫です！」と答えるそうですが、実際にみてみると、足を左右対称に開けず片側に流れていたり（属にいう女の子座り）前に伸びてしまっていたり、膝が内側に入り過ぎていたりするのだとか。

案外、おすわりや伏せがきちんとできている子は少ないようなのです。きちんとおすわり、伏せができなかったり、する事をいやがったりする子は、関節に痛みを抱えていたりする可能性が高く、お医者さんに見てもらうことをお勧め致します。また同様にお散歩にたいして、それほど積極的にいきたがらない子も心配してあげた方がいいかもしれません。

犬の関節痛の原因

関節炎の原因としては肥満、運動不足、加齢、外傷、病原体などがありますが、近年は特に室内犬が増えたために、フローリングのツルツル滑る床によって足腰の関節に大きな負荷がかかっていると言われています。
負荷がかかるだけならいいのですが、それがひどくなってくると靭帯断裂、股関節形成不全、膝蓋骨脱臼、時には骨折してしまうの場合もあります。また昔に比べてお散歩が少なくなっていることで筋力が落ちている事も大きな原因かもしれません。

我家の初代愛犬は足腰が弱くなってしまった後、寝たきりから床ずれになってしまい、薬や特別な水と言われる怪しい物まで色々試しましたが、亡くなるまで治らず可哀そうなことをしました。足腰のケアは特に大切にしてあげたいですね。

犬の足腰のケアの仕方

愛犬達と一緒に楽しく生活をするためにも、足腰を丈夫に保つのはとても大切な事です。シニアの年齢になったり、痛みなどでお散歩にあんまり行きたがらなくなった子には、ふせの態勢でじっとさせておくことも、とても良い練習になるそうです。
ふせの態勢は、体幹の筋力や、首の筋力、足を閉じる為の筋力等、全身を使います。ふせがキレイにできるようになったら、次はおすわりの練習。全然できない子は、足を持って屈伸運動だけでもさせてあげましょう。

このよう日々、遊びの一環としてトレーニングを行う事が、健康な足腰を維持してくれるポイントなのです。またシニアには毎日のお散歩自体も貴重なトレーニング機会になりますし、時には坂道をゆっくり登ってあげて下さい。

私たちの運動にもなりますよね！ダイエットダイエット！（笑）