ワンちゃん、猫ちゃんの病気の中で、とても多い病気の一つが尿路結石症です。
なかなか見た目にはわからないのですが、普段よりおしっこの回数が増えたり、
普段の場所にできなかったり、血が混ざっていたり。。。
尿路結石症は、尿管の中に結石ができてしまい、それによって、膀胱や尿道などが傷ついたりすることで、
痛みがでたりするものです。
尿に血が混ざっていて、慌てて、病院に行ったところ、尿のph値がアルカリ性に傾いているから。と指摘を
受けたことがある方もいるのではないでしょうか。
尿のph値は、生活習慣や環境によっても、左右されます。
ですから、お医者様に言われたからといって、いきなり療法食に変える!のではなく、生活習慣を見直すことで、
解決する場合もあります。
世の中にはphのコントロールをする療法食のドッグフードがたくさん販売されています。
これはミネラル分のバランスを整えることによって、
水を飲む量を増やしてあげたりして、尿がアルカリ性に傾くのを防ぐのが主目的とされているようで、
結石を防止するお薬のような成分が、配合されているわけではありません。
<自分でできる尿路結石症予防!>
そして、前述のように、尿路結石症の予防は、日常的に私たちが気を付けることによって、
充分、ケアできる場合もあります。
人間も同じなのですが、犬や猫も、太ることによって運動量が減り、
その結果、水を飲む量が減る。そして、尿が濃くなってしまい、結石が出来る可能性が高まってしまうのです。
ですから、カロリーを気にしたり、肥満を予防し、
そして、腸内環境を健康に保って、体の中の有害成分をきちんと、
外に排出できる免疫力を付けておくことが大切です。
腸内が健康であると、やはり体の様々な機能が正常に働きます。
いつもより、少し多めの運動と、腹8分目の食事が大切です。
特に、太っているワンちゃん、猫ちゃんは気を付けるようにしましょう!